社会保険労務士試験は難関か?

さて、ここで社会保険労務士試験の難易度をみてみましょう。
とかく「難しくなった」「合格しにくくなった」と言われる社会保険労務士試験ですが、
実際はどのくらいのレベルなのでしょうか?

下表は、過去5年間の合格率です。
試験年度 合格率
平成25年度 5.4%
平成24年度 7.0%
平成23年度 7.2%
平成22年度 8.6%
平成21年度 7.6%

平成25年度試験の5.4%という数字が気になるところですが、
それを除外して考えれば、ほぼ7%台の合格率になっています。

「7%」という数字は、一見、非常に低い合格率に見えます。
100人のうち上位7人しか合格できないのですから、この数字を見ただけで身構えてしまう人もいるかもしれません。

しかし実際は、7%あれば(「簡単だ」とまでは言いませんが)
「勉強しておけば受かる」レベルだと言えます。

というのは、この種の国家試験というものは、
準備不足で受験する人が、かなりの数にのぼるからです。
統計の裏付け等はありませんが、私感として、受験者の半数くらいは、
大して勉強をしていない状態で本試験を受けているのではないかと思います。

「会社に受けろと言われたからとりあえず受けに来た」
「同僚が受けるから一緒に受験してみる」
・・・実際、このような軽い気持ちで受験に来る人が、少なくないと言われています。

ですから、現実的な合格率は、実は7%よりもずっと高く、
充分な学習量をこなした人であれば、合格圏内に入ることはさほど困難ではないと思うのです。

特殊な能力は不要

前にもお話ししましたが、社会保険労務士試験の問題は、択一式と選択式だけです。
論述問題も計算問題もありません。

ですから、論述問題で問われる文章力や、計算試験で問われる数的能力は、
この試験に必要なものではありません。

社会保険労務士試験で問われるものは、特別な能力というよりは、
積み上げた知識量です。

この試験は、一定量の知識がインプットされていなければ、
どんなに頭が良くても合格することはできません。
なぜなら、社会保険労務士試験の問題は「知っていなければ答えられない」ものが大多数だからです。
逆に言えば、充分な知識が頭に入っていさえすれば合格できるわけです。

「社会保険労務士試験には記憶力が必要だ」とよく言われますが、
これは、記憶力がある人の方が、効率よく知識量を増やすことができるからでしょう。

一定量の学習ができるか否か

ですから社会保険労務士試験に対応するには、
「本試験までの限られた期間に、いかに効率的に知識量を増やしていくか」を考えねばならないことになります。

そうなると、効率良い学習スケジュールや学習方法が重要事になってきます。
次のページでは、学習の効率について考えてみましょう。

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