社会保険労務士試験の特徴

さて、前のページで「社会保険労務士試験は知識量を問う試験である」と言いました。
しかし、ただ知識量だけが多ければよいというものではありません。
全科目均等に、一定量の知識がなければならないのです。

というのは、この試験には科目毎に合格基準点が設定されているからです。

合格基準点とは「〇点以上取らなければ不合格」というボーダーラインで、
早い話が「足切り点」を指します。
社会保険労務士試験の最大の特徴、それは「科目ごとの足切り点」の存在なのです。

社会保険労務士試験は、労働基準法、労災保険法、雇用保険法、健康保険法・・・
と8つの科目で構成されていますが、これら全ての科目で合格基準点を上回る必要があります。
労働基準法で仮に満点を取っても、国民年金法で30%しか取れなかったら、その人は合格できません。

社会保険労務士試験のポイント

ですから、この試験に合格するための最大のポイントは、
苦手科目を作らないことです。
独学の人は、つい得意科目の方を重点的に勉強してしまいがちですが、
社会保険労務士試験の勉強においては、それはしてはなりません。

得意科目を伸ばして総合点を高くしても、足切りにかかってしまっては本末転倒だからです。
この試験では、全科目を均等にレベルアップしていく方法が、一番効率が良いのです。

全体を理解する勉強法

「全科目を均等に勉強する」ということは、
本試験の時点で、全科目について同程度の知識を持っているという意味です。

労働基準法の知識も、健康保険法の知識も、社会保険一般常識の知識も同程度(以上)
になっていなければなりません。

この状態を実現するには、1科目ずつ仕上げていくのではなく、
“全科目を一つととらえて”勉強をしていく感覚が大切です。

全科目をまず一通り読んで理解し、またもう一通り読んでより詳しく理解し、
更にまた一通り読んで、詳細を覚えていきます。

一度目に読むときはわからないことばかりで、30%程度の理解度に終わるかもしれません。
しかし二度目になると、半分くらいは頭に入ってきます。
・・・と同時に「ちょっとこの科目苦手だな」と思うものが出てきます。

苦手科目をなくす

自分の苦手な科目がわかってくれば、しめたものです。
弱点がわかれば、その弱点に勉強時間を多めに取って、
補完していけばよい
からです。

そうして全体を通す勉強を繰り返すうちに、全科目の理解度は60%になり80%になり、
100%に近づいていきます。

こうして全科目のレベルを均等に上げていくことが、社会保険労務士試験の安全策であり、
効率良い攻略法だと言えます。

NEXT


この教材なら合格できる。無料でもらえる。