独学と学校

何かを学習しようとするとき、大きく分けて2通りの方法があります。

1.学校などで、他人(師匠)の指導を受けながら、学習する。
2.書籍などを参考にして、一人で学習する。

社会保険労務士試験に限らず、行政書士試験でも、宅地建物取引主任者試験でも、同様です。また、英会話など外国語の習得も、この2通りの方法になるでしょう。

さて、社会保険労務士試験の独学についてお話しする前に、まず、「独学と学校」という形態の違いについて、考えてみましょう。独学に相対するものは“学校”ではなく、”師匠に指導を受けること“だと思いますが、ここでは便宜上、マンツーマン方式の指導については除外し、「独学」と「学校」と言う観点で話を進めたいと思います。

独学とは

文字通り、一人で学習することです。何か学習したい対象があり、それを学習する目的を持った人が、個々人で行うものです。

今の時代、何かを学ぼうと思えば、資料はいくらでもあります。書店に行けば、欲しい書籍は入手できるし(書店に行かなくても、通販で取り寄せができるし)、書籍だけでなく、DVDやCDも様々な種類が販売され、また、インターネットに流れる情報も、かなりの量があります。ですから、一昔前と比べれば、独学がしやすい環境になったと言えるでしょう。

独学には、「学習者が、自ら選択した教材で、自ら選択した時間で学習する」という特徴があり、その選択いかんによっては、大きな成果を上げることのできる人と、全く成果が上がらない人との差が、非常に大きくなります。

ここで言う“全く成果が上がらない”とは、“成果ゼロ”を指します。成果が出る前に、途中で学習を中断してしまう人がいるためです。これが、独学の大きなリスクの一つです

学校とは

学校とは、そもそも、学ぼうとする対象を同じくする人を一ヶ所に集め、一斉に同じことを学ばせるところです。

基本的には、同じ時間を拘束し、同じ場所で、同じ教材を用い、同じ師匠(講師)に教えを受けるものです。ですから、学習者は等しく、一定レベルの教育を受けることができます。

学習教材についても、学校側が、必要十分なものをカスタマイズしてくれますので、誰でも、まじめに講義についていけば、あるレベルには到達できるように作られています。

ただし、学校というところは、その集団の中庸レベルの人に合わせて、教材のカスタマイズを行うため、その学校(集団)の上部レベルの能力のある人にとっては、少々物足りなさがあるかもしれません。

このように、独学と学校には、それぞれに一長一短があります。どちらの方法がよいかは、「どのようなことを学習するか」と「どのような人が学習するか」によって、決まります。

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