独学の落とし穴

独学の難点の一つに、自分の実力が客観的につかみにくいということがあります。
自分がどのレベルに達しているか、わからなくなる人が多いのです。
つまり、井の中の蛙になりがちだという意味です。

たとえ井の中の蛙であっても、学習を続けていけば、
多少なりとも進歩はしていくはずです。
しかし学習のゴールを「社会保険労務士試験の合格」というところに置くのでしたら、
受験生全体の中の自分のレベルを知っていた方が、学習効率が良くなると思うのです。

社会保険労務士試験は、いわゆる相対評価の試験で、
あらかじめ合格枠が決められており、
成績上位者から合格させる方式で、合否判定をします。

ですから点数そのものも大事ですが、
「自分が全体の中のどの位置にいるか」を把握していた方が試験攻略として有利だと思われます。
そこで利用できるものが、「模擬試験」です。

模擬試験で得られるもの

社会保険労務士試験は受験者の多い試験ですから、
各資格学校が模擬試験を準備しています。
外部の者(その学校の通学者以外)でも受験できる模擬試験も準備されているでしょう。

模擬試験では、本番によく似た環境で、
試験のシミュレーションをすることができます。
本番と同じ時間帯で、本番と似たような試験問題用紙が使用され、
本試験のような雰囲気を味わうことができます。

こうした模擬試験によって、
・解答の時間配分を実践する
・自分の緊張した状態を知る
・本試験の環境を知る など、
多くの経験を得ることができると思われます。

模擬試験で失うもの

とはいえ、模擬試験の受験は、必ずしも良いことばかりではありません。

社会保険労務士試験の模擬試験は、1日がかりです。
つまり、本試験前の貴重な1日を、模擬試験に費やすことになるのです。

また模擬試験の成績が悪かった場合、自信を喪失してしまう人もいます。
過度の自信喪失は、本試験までの無益なストレスを呼びかねません。

模擬試験は有益か

模擬試験が有益か否かは、その時点での、その人の学習進捗状況によって決まります。

まだ学習途上・準備不足の状態である場合は、
模擬試験に費やす時間を通常の学習にあてた方が、結果が良いかもしれません。

しかし充分な学習がなされ、本試験のシミュレーションができる状況にある人には、
模擬試験は、とても有益なものだと思われます。

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