再び独学とは

最後に、社会保険労務士試験の独学に必要な能力について、お話しをします。

独学とはどのようなものか、今一度、考えてみてください。

独学とは、書物を自発的に読み、理解し、覚えるべき箇所を覚え、応用可能な状況まで、自力で学習をすることです。

試験勉強に置き換えれば、独学とは、一人で試験範囲を精読し、暗記すべきところを暗記し、問題集を繰り返し、最終的に試験問題に対応できる状態にするための、一連の作業を指します。

眼で読んで理解する

さて社会保険労務士試験の場合、自発的に読むものは、基本テキストです。 テキストですから、眼で文字を追って、理解する作業になります。

社会保険労務士試験に独学が有効なのは、この「眼で読んで理解する」ことを繰り返すからです。

なぜなら、社会保険労務士試験は、文章読解が主体の筆記試験だからです。 択一式と選択式という試験形態は、文章を正確に理解する能力がなければ、正答することができません。

ですから、「読んで理解」を反復する独学という学習方法は、この試験には非常に有効なものなのです。文章読解力を鍛えることになるからです。

独学に必要な能力は、

社会保険労務士試験の独学に不可欠な能力は、この文章読解力、つまり「正確に読む力」です。

そもそも、労働社会保険法規の条文の中には(育児介護休業法のような)読みづらい文章もありますから、ある程度の「読む力」がないと、学習自体が辛いのではないかと思われます。

また文章読解力が不足していると、テキストの内容自体を曲解する危険すらあります。 「先生」の存在のない独学では、間違いを訂正してくれる人がいませんから、こうしたことは試験では致命傷になりかねません。

ですから、どうしても読解に自信がない場合は、独学を選択せず、通学による学習を主体にした方がよいかもしれません。通学の場合は、講師による説明を聞くことができますから、内容曲解の危険は低いと思われます。

とはいえ、この文章読解力は慣れることで良化するものですし、試験に合格して社会保険労務士になった後も、仕事に要求される能力です。

受験準備の段階から、意識的に文章読解力を鍛えていくことは、将来を考えても、とても有益なことだと言えるでしょう。

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