独学に向いていない人

次に、学習者そのものの特性について、考えてみましょう。

“独学ができない”人も、実際に存在します。“どうやって勉強していいのか、わからない”と言う人です。「テキストを買ってきて、とりあえず読んでみたら」と言えば、「どのテキストを選んだらよいのかわからないから、選んでほしい」という答えが返ってきたりします。

こうした人は、良い意味でも悪い意味でも、学習が受け身になります。学校が提供してくれる教材や情報を、そのまま受け入れて学習するため、学校での成績の良い、いわゆる優等生になります。ですから、学校の選択が適確であれば、資格試験の場合でも、合格レベルまで達することができる人は、少なからずいると思われます。

独学に向いている人

逆に、”学校が向かない“人もいます。別に、引きこもりであるとか、精神的に非常に敏感である等の意味ではありません。座学に向いていない人がいるのです。

こうした人は、「学校に行くより、自分で勉強した方が早い」と言うことが多々あります。元々、能動的に学習することに慣れている人が多いのです。しかし、自分で勉強することができるという反面、他人から説明を受けることが苦手だという弱点もあると思われます。

独学慣れしている人は、概してモチベーションの高い人が多く、自分で情報を収集して学習を開始します。難を言うとすれば、一人で学習するため、自分が全体のどのレベルにいるのか、わからなくなり、井の中の蛙となってしまう危険性はあります

優劣の問題ではない

学校が向くか、独学が向くかは、個々人の性質の問題であって、能力的な優劣の問題ではありません。よく「独学で合格できる人は優秀だ」という言葉も聞かれますが、それでは、学校に通って合格した人が優秀でないのかと言えば、そんなことはないでしょう。

資格試験の場合は、学習結果が、合否という形で出てきます。試験の場合、その結果が大切なのであって、そこに至る手段は、自分の性質に合っているものを選択すればよいのです。

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