社会保険労務士試験は独学が可能か?

「独学に向いているもの、向いていないもの」のページで、英会話の学習を引き合いに出し、英会話は、通学でも独学でも、あるレベルまでは到達できるが、その上の、上級レベルになったときには、他人の指導を受けた方が上達するものだと述べました。

上記のことを、社会保険労務士試験に置き換えてみましょう。

資格学校に通えば、学校で授業を受けている時間は学習に集中でき、誰でも、あるレベルまでは到達できます。ただ、このレベルでは、まだ合格ラインには達していません。学校に通うだけで合格ラインに達しているのであれば、通学した人は全員合格しますからネ。

独学でも、モチベーションと時間さえあれば、十分な学習ができ、同様のレベルまで到達できるはずです。

違うのは、ここから先です。社会保険労務士試験には、英会話のような“実技的要素”はありません。口頭試問のような、試験官とのやり取りもなく、完全な筆記試験です。

更に、出題される問題は、択一式問題と選択式問題だけです。計算試験でもなければ、論述試験でもありません。通常は、部分点というものはなく、論述の巧拙という要素も出てきません。社会保険労務士試験の解答は、正解か不正解かの2通りだけなのです。

ですから、この試験は、他人に指導されたからといって、別段の成果が上がるような性質のものではありません。先生に問題の解き方や答案の書き方を教えられることで、点数が上がるような試験ではないのです。

そして、社会保険労務士試験の場合、合格ラインに達するか否かを決める最後のツメは、自分の学習にかかっています。どの科目も落ち度なく(足切りにかかることなく)、全体を詳細に学習できているかどうかは、資格学校に通った場合でも、独学の場合でも、自分でやり切るしかない部分であると言えます。

ついでに言うとすれば、自分で過去問題などに取り組んだときに、自己採点が簡単にできるといった点も、社会保険労務士試験が、独学でも取り組みやすい理由の一つです。正解か不正解かという要素だけで、採点ができるからです。

こうした理由で、社会保険労務士試験は、独学でも対応可能な試験だと考えられるのです。

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